TERMINUS
2011

振付け : Yutaka Nakata
出演 : 2 dancers

作曲 : Nicolas de Zorzi

プロダクション : DIEM company, Nakata Ballet Theater
共同 : CCN Roubaix - Nord pas de Calais Carolyn Carlson

時間 : 20 min

TERMINUS
は、二つの区間に存在する見えない壁を具現化した作品。終わりかのように思えたものも、全ては始まりへと繋がっている。駅、港のように。旅人はその間を通過しようとする時、困難と立ち向かいながら運命の扉を模索している。

この瞬間が、通ってきた道とその後に来るであろう通りの間に直面している空間である。様々な可能性のある永遠の時、選択と目標への出発点。そして目的に進み出した時、その壁は最終的にただの精神が作り出したものだという事を理解する。つまり開く事のできる扉を創ると、道は自ずと先を指し示す。


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